ゴールドフィルドって何?


少し前からとても人気の14KGF(ゴールドフィルド)
ベースメタル(主に真鍮)にゴールドを張り合わせた素材です。
ゴールド層の薄い金メッキと違い、総重量の1/20の重さの金層を熱で圧着したもので、金の層が厚いので、
長期のご使用でも、はがれたり、磨り減って地金が露出したりすることはまずありません。
また金メッキと違い滑らかで、深い輝きがあります。

実際の金層の厚みは、総重量の5%ですので、ものにより金層の厚みも違ってきます。

ゴールドフィルドワイヤーに関しては、金メッキの約100倍の厚みがあります。
もう少し詳しく説明する場合は、金層の厚みはワイヤーの太さにより、少しずつ違ってきます。細いワイヤーでも金メッキの数十倍の厚みがあります。
(金メッキの厚みも実際には色々あり一言では言えないのですが、通常ミクロン単位でとても薄いです)


ゴールドそのものの外観なので、高級感があり、お手ごろな価格でゴールドを楽しんでいただけます。


ゴールドフィルドといえば、殆どの方にとっての一生もの(ライフタイムプロダクト)と考えられています。100年以上前にアメリカでに作られたゴールドフィルドのジュエリーなどもアンティークとして沢山出回っています。

大事に使用すれば次の世代に受け継がれる事ができる物と説明されています。
ちなみに(当然かも知れませんが)銀より高価な素材です。
欧米ではゴールドフィルドの製品はファッションアクセサリーではなくジュエリーの分類です。


なお、ベースメタルに金メッキしたものはGFとは呼びません。英語ではgold plated (ゴールドプレーテッド)・金メッキとなります。

また14kゴールドフィルドと表示されていなくて、単に 「ゴールドフィルド」 と表示されている場合12kゴールドフィルドの可能性もあります。当店では特に表記がない場合はすべて14kゴールドフィルドを使用しています。


シルバーに金メッキをしたもので金の厚みが2.5ミクロン以上のものは、バーメイル(vermeil)と呼ばれています。通常金の厚みはゴールドフィルドには及びません。



■さて、ゴールドフィルドワイヤーの場合は、どのように作られるのでしょうか。

まず14kGFの場合、大きな14金の筒が作られます。それはかなりの大きさで厚みもあります。その筒の中にベースメタルの真鍮を充填して、何度も何度もローラーに掛けられて、だんだんと細くされます。
そしてワイヤーの太さにまで細くしたものが14Kゴールドフィルドワイヤーとなります。

■ゴールドフィルドのプレート(板)状の製品は、先にも書きましたが、真鍮などのベースメタルに金を張り合わせて作られたものです。


■■ゴールドフィルドのお手入れについて

特別のお手入れは要りませんが、汗などが付きましたら柔らかい綿布でかるく拭いて下さい。


ポリッシュクロスをご使用の場合はマイルドでスクラッチ成分の入っていないものをお勧めします。
曇りが取れなくなったときのみ軽くご使用ください。

チェーンはシルバーチェーンと同じ方法(重曹使用、ジュエリーのお手入れのページに記載)でお手入れが出来ます。お台所用中性洗剤入りのお水で汚れが取れないとお感じのときはお試しください。
細いチェーンなどでは、ワイヤーほど金層の厚みが無い場合もあります。



*ジュエリーのお手入れについては、ジュエリーのお手入れのページをご覧下さい。


How is gold-filled different from gold-plated? Gold-plated products have a very thin layer of gold on a base metal.

Sometimes it is so thin that the gold wears off, gets scratched off and even polished off.

Gold-filled items have many layer of gold. It weights 1/20 of total metal. (Base metal is Brass .)

So they are durable. For most of people, it will last their entire lifetime

without showing signs of wear.